萬劇場の考え方
 絶対的安全がない状況ですが、社会的に許容される安全安心な劇場公演をサポートしたいと考えています。
 私たちは、2020年5月に公文協ガイドラインを参考資料として池袋保健所に相談し、萬劇場の空間設備運用を前提に、各対策の効果や問題点を指導頂き、萬劇場の感染防止対策ガイドラインを作成しました。その後、空調衛生設備等の拡充を実施し、7月に保健所の最終チェックを受けています。私たちのガイドラインは、公文教ガイドライン、並びに萬劇場が加盟している小劇場協議会ガイドラインに則った上で、萬劇場固有の構造を反映した独自のものです。
*9月19日、客席数制限緩和を受けた部分を更新しました。

○前提として
 利用団体様にご理解ご協力頂くことが、最も重要です。通常時の公演とは異なり、感染防止対策に人員も時間も要す他、キャストスタッフ、演出面でもご理解とご協力をお願いします。また、お客様に対しては、利用団体様からご理解とご協力をお願いして頂きます。

○客席の設営
客席数制限緩和を受けて、客席数50%以下の制限は解除します。
舞台端から最前列客席まで、最低2メートル離して開けて設営ください。
お客様同士の袖が触れ合わないよう、また、できる限りお客様同士が離れて座れるよう設営ください。
*萬劇場の客席はビニール隔壁で仕切られていますが、上記ガイドラインは厳守ください。

参考資料として、舞台の奥行を大黒バトンから3間とした場合の客席図を作成しました。利用団体のご希望の方にはお送りします。(※9月19日追記)
*なお、歌、ダンス、アクションなどの演出内容によっては、2mの間隔では不十分と考えます。舞台から客席へのエアロゾル波及を警戒して、舞台奥で行う、または、フラット部の客席最前列を設置しない等の対応をお願いします。

○換気の向上
 萬劇場は、劇場の法定基準をクリアしており、約11分に1回の割合で、館内の空気が全て入れ換わります。(一般家庭は2時間に1回。感染対策上、30分に1回が推奨されています)
・機械換気の外気率(換気率)をさらに上げるため、本番中の舞台奥換気扇使用を団体様にお願いします。(上演中に換気タイムを設ける場合は、1F搬入口を開放する)。
・客席と舞台の間に、サーキュレーターを設置し、常時運転ください。舞台上の空気が客席に流れないようにする目的です。萬に小型2台、大型1台あり。(※7月19日追記)
・客席後方ドアと階段部へのドアを常時開放し、サーキュレーターを常時運転下さい。換気効率を上げる目的です。暗転に支障がないよう廊下の明かりは隠してあります。その結果、音が劇場の外に出やすくなります。場当り時に音量の制限をお願いすることがあります。(※7月19日追記)
客席、楽屋の空気は、CO2値を常時測定しています。その状況によりさらに換気対処をお願いすることがあります。(※9月19日追記)

○劇場設備面の対策
・手洗い場蛇口をセンサー型に変更
・ロビー外に手洗い場を増設
・各所に手指消毒薬の配置
・足元消毒マットの設置
・非接触型体温測定機の提供
・マスク・消毒用品・フェイスガード類の提供用意
・ゴミ箱を足で開けられる蓋付タイプに変更
空気清浄機、UVC(紫外線C波)型空気清浄機の設置。
UVC(紫外線C波)殺菌灯の劇場内への設置。
壁、床、客席等への光触媒抗菌シールド施工(※9月19日更新)

○消毒の考え方
・劇場内各所は、劇場スタッフ、団体様によりアルコール、加速化過酸化水素による消毒を実施する。
・お客様にはアルコールによる手指消毒の前に、手洗いを奨励。関係者には、加えて、1日数回のうがいを推奨。団体様のご協力が不可欠です。

○感染の防止
・関係者リストの作成、入館時に関係者全員の健康チェック(検温、諸症状の申告)と記録を残す。体温37.5度を超える方や体調不良の方がいる場合は、公演の中止延期を団体と劇場で協議する。
・お客様、団体様全員のマスク着用義務。(出演者は演技時やメイク時を除く。出演時はクリアマスク等を着用する)(※7月19日更新)
・体調不良の方は入場不可、マスク着用、体温測定、咳エチケットや消毒の協力、客席肘かけの片側使用、面会や差し入れ不可などを、団体様のご協力で事前告知して実施する。
・お客様には、ロビー外にて体温測定、手洗い、手元消毒、足元消毒をご協力頂く。
・団体様は当日精算を極力減らし、キャッシュレスも導入。できるだけ前売り販売していただくようにする。
・受付、接客要員は、マスク、手袋、フェイスガードを着用する。
・観劇中は、水分補給(ペットボトル)と飴を推奨します。
・客席イスの肘かけは右側だけ使用するルールを張り紙、アナウンスで告知する。
・出演者面会、出演者による物販は行わない。
・舞台と最前列客席は、現状の1mよりできるだけ2m以上距離を取る。(※7月19日更新)
・団体様のケータリング類は、個別包装のものにしてもらう。
・楽屋、ロビー、調整室は、換気扇常時使用の他、換気タイムを設ける。
・稽古場、本番中の演技中のマウスシールド着用。
・小屋入り前の出演者、スタッフのPCR検査。

○団体様へのお願い、お客様へのお願いを個別にとりまとめました。
お客様へのお願い
利用団体(公演主催者)様へのお願い


【6/3追記】現在、萬劇場では以下のような取り組みも行っております